人気があるポリススタイルとチョッパースタイル
カスタムスタイルとしてハーレーファンから人気が高いのが「ポリススタイル」です。
ポリスという名前がついているとおり、警察官が使用するようなイメージで作られたバイクで、白を基調としたスタイルになっています。装備もまた警察用のものが採用されており、サドル型のシングルシートや収納用のキャリア、ドライバーを守るためのウインドシールドなどを搭載していることが多いです。
ポリススタイルは犯罪者に立ち向かうために重装備化しているため、見た目はかっこいいのですが、その分燃費や操作性については低下しているので、改造する場合はその点に注意してください!
ポリススタイルと同じくらい人気が高いのが「チョッパースタイル」です。
コチラは大幅なカスタムをおこなったハーレーのことを表しています。一般的にはフロントフォークを長くしたり、ハンドルを大きくしたりすることが多いですが、それ以外の箇所を改造したときもチョッパースタイルと呼ばれます。
例えば、ジョッキーシフトの導入。
シフトチェンジをする場合は左手レバーでクラッチの操作をして、左足を使ってシフトチェンジをおこなうのですが、ジョッキーシフトを装備すると左手だけでシフトチェンジができるようになります。左足を使わずに左手だけでシフトチェンジができるようになるので意外と実用的な改造です。
他にもガソリンタンクのカスタム化もよくおこなわれています。ガソリンタンクは通常、車体バランスなどを考慮しつつできるだけ大きなものが採用されています。ところが、チョッパースタイルではハーレーをよりかっこよく見せるためにガソリンタンクを小型化することが多いです。
小型にすると頻繁に燃料を補給する必要がありますが、車体の軽量化に繋がり燃費や操作性が良くなることがあります。